知り合いが病気やケガで入院してしまったら、お見舞いに行って様子をうかがいたいと考えるでしょう。
お見舞いはこちらの都合で行く日時を決めるのではなく、相手の状況も考慮して日時を選ぶ、相手が喜んでくれるお見舞いの品を持っていくのが望ましいです。
また、お見舞いを受け取った方は退院してから、快気祝いを送ります。そのマナーについても知っておくと、自分が入院したときにも役立つでしょう。
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お見舞いにはいついくべき?
お見舞いにもいくつかのマナーがあり、それを知らずにお見舞いに行ってしまうと自分が恥をかくだけでなく、入院している知り合いにも迷惑をかけることになります。
お見舞いに行っても良いのかを確認する
こちらはお見舞いに行きたい気持ちがあるものの、入院している知り合いは来てほしくないこともあります。
誰かがお見舞いに来てくれると気を遣って疲れますので、体調が良くないときはお見舞いに来てほしくないからです。また、弱っている自分を見られたくないという気持ちもあるでしょう。
他にも、短期間の入院であればお見舞いも必要ないかもしれませんし、病院で面会が規制されている可能性もあります。
そこで、入院している知り合いと連絡がとれるようであれば、お見舞いに行ってもいいのかを聞いてみましょう。
お見舞いに行くときの注意点
お見舞いに行っても良さそうであれば、何時頃なら都合が良いのかを聞いてみます。たとえば、食事や入浴、先生の診察の時間帯に伺ってしまうと、邪魔になってしまうからです。
病院では面会時間が決められていますので、必ず面会時間内にお見舞いに行くようにします。
また、お見舞いに行くときは小さい子供は連れて行かないようにします。小さい子供はウィルスを持っている可能性が高いことから、病室に入れてもらえない病院も多いのです。
喜ばれるお見舞い品とは?
お見舞いに行くときはお見舞い品を持っていきますが、何を持っていったら喜ばれるのか、またNGな品について知っておきましょう。
お見舞いの定番、お花
お花は病室を華やかに彩ってくれますので、お見舞いの品の定番です。しかし、最近ではアレルギーや感染の観点から、お花の持ち込みを禁止している病院もありますので、念のため問い合わせしてから購入することをおすすめします。
お花にもいろいろありますが、お見舞いに適さないのはユリなどの香りがきつい花、告別式を連想させるので菊の花、語呂が悪いのでシクラメン、縁起が悪いので椿、血を連想させる赤い花、鉢植えや花瓶が必要な花はNG です。
お見舞いで喜ばれるのは、すぐに飾れるバスケット入りのお花や保存がきくプリザーブドフラワー、石鹸フラワーなどです。
食べ物
食べ物のお見舞いの品に良く選ばれますが、NGな品もありますので、注意しましょう。入院の理由にもよりますが、病気で胃腸が弱っている場合は、生ものや揚げ物は控えましょう。
また食べきれないほど大量のフルーツやお菓子なども、もらって困ると思います。相手が好きな物や、日持ちするものを選んだほうが喜ばれるでしょう。
快気祝いの送り方は?
お見舞いを頂いたら、快気祝いを送るのですが、その送り方のマナーについて理解しておきましょう。
体の状況によって「のし」を変える
退院してからは、お見舞いに来てくださった方に快気祝いを送るのですが、一旦退院をしたものの、人によって状況は異なります。
状況に合わせて「のし」を選ぶようにしてください。たとえば、今後はほとんど通院の必要がなく完治した場合は、「快気祝い」「全快祝い」「御礼」といったのしが適当でしょう。
退院後も自宅療養や通院が必要となる場合は、「お見舞い御礼」「快気内祝い」「退院内祝い」が適しています。
お返しの品は?
快気祝いは、食べて消えるものや洗い流せるものを選ぶと縁起が良いと言われています。
後に残さないと言う意味から、チョコレートやクッキー、病を洗い流すことから洗剤や入浴剤、石鹸、タオル、などです。
また最近ギフトとして人気の今治タオルですが、「今治りました」という言葉と快気祝いの意味が重なることから、快気祝いとして人気があります。
まとめ
病気やケガで入院すると気分的にもナーバスになってしまうため、知り合いからのお見舞いを心強く感じるでしょう。
しかし、状況によってはお見舞いに来てほしくないケースもありますので、よく確認してからお見舞いに伺うようにします。
また、お見舞いの品選びや快気祝いの品も、適切な品を選ぶようにしましょう。
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